転職する方へ。「次の会社じゃ絶対通用しない」は嘘だから!気にしないで前を向こう。
日系大企業の上司に退職相談をすると、大抵ストップがかかるか、罵倒される。温和に次のステージを応援してくれる人なんて数知れているんじゃないかな?
日系大企業は終身雇用制度が前提としてあって、生え抜きで生きて行くことが良しとされる差別的な文化が根強い。この空気感に背くことは、組織に対する裏切り者としてレッテルを貼られ、引き止める説得をされ、罵倒される。
この空気感は日本の大きな問題点でもあるし、人材の多様性を損なっている元凶なんじゃないかなと思う。
自分自身も転職するのだが、日本の空気感にとても悩まされた。上記の通り、引き止め、罵倒されたものの一人なのだ。
密室の会議室に呼ばれ、机を蹴飛ばされ、罵詈雑言を浴びせられた。特に何も感じないが「そういうものだ」というのが感想。
彼らが揃っていうことは「裏切り者」「次の会社でも絶対上手くいかないからな」ということ。おそらく自身が見てきた世界が全てであって、情報も現況も仕事観も高度成長期前のものからアップデートされていないのだろう。組織の肩書き的に偉くなってしまった人のアタマをアップデートしたり、書き換えることは相当困難なことで植え付けられてきた日本的価値観を変えることなど到底不可能だと感じる。
ただし、実際には一つの組織に人生を捧げることは無いし、転職して成功してる人なんて数えきれないほど存在する。
絶対上手くいかないなんて、なんの根拠もないし、ただの嘘なのだ。一ミリも信じなくて良い。上司は自分の人生に責任なんてとってくれないし、自分の人生は自分で切り拓くものだ。
日本的雰囲気、終身雇用、年功序列の同調圧力に負けないで、自分の直感を信じ、突き進んでいきたい。他の悩める若者も、同じように突き進んでいこう。
錯覚資産の重要性。人生は錯覚で出来ている!?
- 作者: ふろむだ
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
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モチベーション革命を読んで
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)
- 作者: 尾原和啓
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
戦略コンサル ケース面接対策について
その中でも、数を推測するフェルミ推定だけ行う場合や、フェルミ推定で算出した
数値を基に「その数を倍にするにはどうすれば良いか?」と打ち手を答えさせる面接もあり。
どれも制限時間は5分以内が基本で高速でMECEに要素分解し、解を見つける必要がある。よほどの天才でない限り、対策は不可欠というのが僕の意見。
対策としては、
•本で独学する
•人に面接官をしてもらう
主に2つの対策があるだろう。まず、本の紹介。独学で行うための参考書については以下がおすすめ。以下、というか他に無いんじゃないか?とも思う。
【基礎編】
フェルミ推定からケース問題まで問題数が満載なので、こちらは基礎編としておすすめ。
解説としては若干スッキリしない点もあるかもしれないけれど、まずはこちらで練習してほしい。
【中級編】
- 作者: 大石哲之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
更にトレーニングを積みたい人はコチラ。
問題が細かくやや難なので、ケース面接の設定が細かいマッキンゼーやBCGを受ける方は必須かと思う。
ケース面接は設定時間が5分以内のファームがほとんどなので、必ず5分以内で問題を解いて欲しい。
次に面接練習を人と一緒にやるパターン。
こちらは、転職エージェント(学生の方はコンサルに勤める先輩社員)や、コンサルタントブロガーでケース面接対策をして下さる方に僕はお願いしていた。本と違って緊張感もあり、瞬時に解を出す練習になったなぁと思う。やればやるだけ力がつくので、おすすめ。
戦略コンサルは、面接官も賢いし、準備もなかなか労力がいる。その上、相当なロジカルさを求められるので対策するたびにロジカルシンキング力が上がり、とても楽しかった。
受かるに越したことはないけど、対策だけでも本人の力になるので、しっかりとトレーニングを積んでほしい。
コンサル転職にエージェントは必要か??
上手に使いこなせれば、転職活動上有利になるんじゃないかと思う。
コンサル転職で有名なエージェントが以下の通り。
【ムービン】
コンサル転職、ポストコンサル転職実績ナンバーワン。コンサルタントの質が高く、情報や求人も豊富。但し、個人的な意見を申し上げると、「東大、京大、一橋や、コンサルタント経験者優遇」な印象を受けた。
もともと高い能力があって、早期にコンサルに合格させるエージェントだと思う。自分の能力に自信のない人や、未経験者はあまりオススメできないのが本音。
【コンコード】
元コンサルタントや、元転職エージェントで実績ある人が多数在籍。サポート体制が充実している。僕はコンコードさんにお世話になった。特別能力が高くないので、自分のペースで転職活動を進め、じっくり準備をしていきたかった。その考えとコンコードさんの考えはマッチしていて、能力のない人をグッと伸ばしてくれる、そんなエージェントだった。
コンサル転職だと上記2社のいずれかがオススメ。
実際にサポートしてくれたことは以下の通り。
1.書類添削
→これはとても重要でレジュメ一枚で端的に分かりやすく書かれているか、じっくりチェックしてくれる。
2.筆記試験対策
→過去の筆記試験の傾向を把握しているので、具体的にどんな対策をすれば良いのか?が明確になる。
ちなみに実際に使った問題集は下記。
〈判断推理〉
〈数的推理〉
上・中級公務員標準数的推理―基礎から体系的に学べる“基本書”
- 作者: 田辺勉
- 出版社/メーカー: 実務教育出版
事業会社を辞めて、経営コンサルへ ~きっかけ から 活動へ~
ご無沙汰しております。なかなか記事をかけておりませんでした。
長くかかった転職活動も終わり、事業会社から経営コンサルという異業種への転職に成功しました。人生の忘備録かつ、これから転職を考えている人にとって参考になればよいなと思い、シリーズとして記載していきます。今回はきっかけについてです。
転職を考え始めたきっかけは「年齢」でした。
慶應義塾大学を出て、日系業界最大手事業会社に入社してこの方、日常のルーティン業務+αに忙殺されていた自分は、ただただ、チームや組織や得意先の為にひたすら業務に打ち込んできました。
仕事やメンバーには比較的恵まれていて、それなりに充実した日々を送っていたなと思います。楽しいことや辛いこともあったと思います。いろんな感情が入り混じる毎日が高速スピードで過行き、気が付けば30歳目前になっていました。
「1年半後には30歳になるのか・・・・。」
周囲は結婚、出産、企業、転職、海外永住等、自分の人生を考え、デザインし始めていました。一方自分は日々の仕事に邁進しているばかり。それはそれで尊いことですが、
人生の目的・ゴールがあり、そこを目指して取り組んでいるのか?と聞かれたら、答えは「NO」。自分自身が一番わかっていましたし、薄々感づいていました。
自分が会社の名刺で生かされていること、自分は何者でもないことも感づいていました。
「このままだと、ただのサラリーマンで終わる」そんな不安が脳裏をよぎり始めます。
30歳を過ぎると転職市場視点では、市場価値がガクッと下がることも聞いたことがあり、将来について真剣に考えて計画していかないといけないんだなと日に日に危機感を持ちました。
じゃあ、何がやりたいのか??何になりたいのか??と考えたとき、自分の答えは意外にも明確でした。
「経営コンサル一択」
これまで仕事を通してやりがいを感じた瞬間は、企業の役員様、社長様に自分の提案が受け入れられ、大きな売り上げに繋がったことでした。これを生業にしたい。そんな思いが「年齢」という避けられないリミットを前に燃え上がったのです。自分を騙すことが出来ませんでした。ただ、これまでは転職「活動」するにあたって、勇気がなかった。
理由は2つ。
①日系大手事業会社の特徴でもありますが、「転職=組織を裏切ること」になるからです。これはチームスポーツを経験してきた自分にとっては物凄く抵抗のあることでした。
②出世できる可能性が大きかったから。新卒入社かつ、評価もされている状況で、転職することは大きなリスクになることでした。
よーーーーく考えましたが、これは自分の人生を生きていなくて、他人の人生を生きているんですよね。自分の人生に向き合っていなかったかもしれない。これからは、自分の生きたい道を、自分の責任で歩んでいこう、そう決意して転職活動を開始しました。
今の仕事に悩んでいる人、現状に不満がある人、少なくないと思います。しかし、自分のように外部要因があり、踏み出せずに膝を抱えている人もいるでしょう。
人生一回なので、自分の人生を精一杯生きていくことをお勧めします。
つづく
与えられるより与えること 貸与経済学
国、政府、マスメディアが強大なパワーを持っていた時代が終わり、SNSをはじめとした新しいメディアが台頭し、個人の力が大きくなってきている。大きな力に踊らされるより、個人の力で個人を巻き込む時代になってきた気がする。個人が何かを生み出し、更に個人がそれを組み立て、広めて行くそんな時代。個人の動きをマスメディアが追いかける面白い図式になっている。SNSってすごい。
そんな時代、どんな人間が力を持って伸びてくるのか?それこそ個人を巻き込める人。個人を巻き込むには信頼されている人、だ。
それでは信頼を勝ち取るにはどうすればいいか?
それは人に与え続けること、それに見返りを求めない。これが答えだと思う。
貨幣経済に慣れきってしまった先輩方は少し分かりにくいと思う。
貨幣経済は、その場で貨幣価値と等価(と思われる)ものと、貨幣を媒体として交換出来る。その場で、がポイント。一方で信用経済の場合、与え続けてもその場では何も得られない。つまり貨幣経済の視点から見ると、損とみなされる。しかし、与え続けた信用が巡り巡って、自分に返ってくる。それがこれからの信用経済。
人間関係は信用で成り立っている。SNSの台頭で個人個人の関係、つながりが強くなって新たな経済圏を生み出した。個人の個人の人間関係が経済に浸透してきたのである。
これからは人に与える経済。人に与え続け、貢献し、一緒に好循環を生み出す。
いいね、もっと良い社会になってくるなぁ。
追伸
夜な夜な考えたことを綴っていたら、これキングコングの西野さんが本でガッツリ書いていた。すごい、、、