フルマラソン・ハーフマラソン完走 自己ベスト更新するためのトレーニング方法
マラソンは毎日走っても完走できない―「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42.195キロ (角川SSC新書)
- 作者: 小出義雄
- 出版社/メーカー: 角川SSコミュニケーションズ
- 発売日: 2009/11
- メディア: 新書
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近年健康増進のためか、ランナー人口が確実に増えている気がします。皇居、代々木公園、近所のランニングコース等、ランナーでいっぱい。ランナーになる準備資金はシューズとウエアを揃えて走るだけだし、お金はかからない。目標設定が簡単で充実感を味わえるので、運動不足や何か新しいことを始めたい人はランニングを強くお勧めします。
8月も下旬になり、フルマラソン、ハーフマラソンのエントリーが続々と始まってきました。私もランニングが好きなので、今年の秋冬もレースに参加しようと考えています。そこで書店で目に入った最上部の本を買って読んでみると目からウロコの内容でした。著者は高橋尚子選手を育て上げた小出義雄監督です。
通常私のラントレーニングは自分で設定したコースのタイム計測を行い、タイムの良し悪しからランを振り返り、体の使い方やペースを反省する「普通」のトレーニングを行ってきました。
なんと小出義雄氏曰く、これでは強い脚が作れずタイムが伸びてこないそうです。
同じ距離を同じペースで走り続けても脚が鍛えられず、レース中に呼吸はなんとかなるが、脚がついてこない。結局フルマラソンでも脚がしっかり作れていないと完走も自己ベストも出せないのは素人でもメダリストでも一緒と氏はおっしゃいます。
それでは、どんなトレーニングが有効なのか??抜粋してお伝えすると…。
- 1Km全力走
- ジョグ
- 1km全力走
- ジョグ
1Kmという距離はランナーのレベルによって左右されますが、トレーニングでは「全力」がポイント。※全力の定義は自分の出せるだけのスピードで走ること。
「全力」で走ることによって、肺活量と脚力を鍛えられ、レースで粘り強い走りができるようになる、とのことでした。漫然と長い距離を走っても脚は鍛えられないのです。そのトレーニングの翌日は10Km〜15Km程度をゆっくりと90分程度で走り、疲れを取ることが大切。そして実際のレースの距離を走って自信をつけること。
まとめるとレースに向けてのトレーニングは以下のポイントが大切。
- 脚に負荷をかけたトレーニング(インターバル走など「全力で」走る練習)
- ゆっくり長い距離を走る
- 本番の距離(もしくは少し長い距離)を走り、自信をつけること
上記がトレーニングの肝とのことです。これまでルーティンのように長い距離を走るだけのトレーニングをしていた私は「なるほど」と膝を打ちました。「全力」で少しずつ負荷をかけるってランニング以外でのことでも同様だなあと思います。あとはトレーニングを楽しむ工夫が大切ですね。
さてさて、私もレースに向けて体を作っていきたいと思います。小出義雄氏の本は初心者向けのトレーニングも書いてあり、非常にわかりやすいのでお勧めです。
今日も訪問ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう。
リオオリンピック アメリカ代表選手から見えるアメリカ社会
今年目玉イベント、リオオリンピック終わりましたねぇ。私も毎日見ていましたが、日本選手大健闘でした。メダルの数も素晴らしいけど、それ以上に心動かされるものがたくさん垣間見られた大会でした。東京オリンピックも楽しみにしていよう。。。
さてさて、今回はオリンピックから国の特徴を見ていこうということがテーマ。
オリンピックから国と特徴がよく分かるのです。参考までに以下を見てみよう。
【メダル獲得数】
- アメリカ:121個
- 中国:70個
- イギリス:67個
- ロシア:56個(ドーピング???
- ドイツ:42個
- 日本:41個
うーん、ほぼほぼ、国の経済力と比例しています。ボルト筆頭にジャマイカが目立っていた印象がありましたが、短距離のみ圧倒的な強さでした。これはスポーツメーカー、プーマが総力をあげてスポンサー活動を行ってきた結果でしょう。陸上競技場を作り、ウエア、グッズ等を揃え、環境を整備してきました。大躍進の影には資本の力が隠れているようです。上記ランキングから資本力≒メダル獲得数の図式が浮かんできます。
私が今回気になったのは、アメリカ選手団の特徴です。カールルイス、モーリスグリーン、ガトリン等、オリンピックといえば、、アメリカ代表の黒人短距離ランナー!と考えている人も少なくないはず。今回の短距離決勝でも黒人ランナーでした。女子もそうです。アメリカの黒人身体能力はすごいらしい。
しかし競技を変えて、「競泳」を見てみると、ほぼ全員白人が活躍している。短距離走があんなに速かったら水泳も速いのでは?と考えたが、黒人がいない。そういえば、いままでも黒人競泳選手っていない気がする。その他の種目は?と興味を持って調べて見ると、馬術、ゴルフ等富豪のスポーツは全員白人。他の種目もほとんど白人。黒人選手が目立つのは陸上短距離とバスケのみであった。これはたまたまの結果なのかなぁ。見えざる手が介入し、種目と人種をコントロールしている気がしてならない。東京オリンピックでは、陸上競技・バスケ以外で黒人選手が活躍する種目があるのか、要チェックしてみたいですね。
貧しい国の選手たちがオリンピックで活躍し、脚光をあびることが増えて嬉しい限りですが、活躍している先進国の中で人種差別的な「心の貧しさ」があるのなら、少し寂しい気もする。もっともっと黒人選手が活躍する大会になったら本当に平和の祭典になるのかなあと思う。
今日も訪問ありがとうござました。さて、12時過ぎたので寝ましょう。。。
向井
リオオリンピック 日本短距離男子100m✖️4リレーに見るメンタリティ
今朝リオオリンピックを見ていた。短距離男子が100m✖️4リレーで歴史的な快挙、銀メダル獲得したではないか。テレビを見ながら「もしかして」と思いながら見ていたが。。。銀メダルを獲るとは驚き。優勝のジャマイカのアンカー、ボルトも全力で走らないと勝てないくらいの速さ。日本のリレーは強いのである。
気になる個々人の100mタイムを見てみよう。(単位は秒)
【ジャマイカ】優勝タイム37.27
1走、アサファ・パウエル 9.72
2走、ヨハン・ブレーク 9.75
3走、ニケル・アシュミード 9.90
4走、ウサイン・ボルト 9.58
【日本】 タイム37.60
1走、山県亮太 10.05
2走、飯塚翔太 10.22
3走、桐生祥秀 10.01
4走、ケンブリッジ飛鳥 10.10
【アメリカ】タイム37.80※失格なので参考タイム
1走、マイク・ロジャース 9.85
2走、ジャスティン・ガトリン 9.74
3走、タイソン・ゲイ 9.69
4走、トレイボン・ブロメル 9.84
うーん、明らかに個々人のタイムは日本が遅い。「リレーはバトンパスが命。バトンパスが明暗を分けた」と口を揃えて評論家は言うが、僕はメンタリティの違いに見る。
「勝った前例があると勝てる気がする」「集団だと勝てる気がする」そんな意識が選手達、視聴者にもあったのではないだろうか。農耕民族日本人は集団だと力を発揮するし、勝負の仕方を知っており、適したメンタリティを持っている。そこが勝敗を分けた大きな要因だと考える。銀メダルという前例を作ったから、次回のオリンピックも期待してしまうのである。
問題は個人戦。水泳、柔道、レスリングの個人競技は偉大なる先達が結果を残してきてくれたから、個人での「勝ち方」を知っており、「勝てる気」を持っている。
陸上個人戦も個人での勝ち方を見つけ、結果を出してくれることを期待している。
武井壮さんもtwitterで言っていたが、「黒人ランナー」「9秒台」への過剰な畏怖が個人成績を阻害している気がする。心の中で国民全員が「黒人には勝てない」「9秒台は出ない」と思い込んでいる。伊東浩司さんが100m10.00のタイムを出してから20年近く経っている。技術、食事、道具の全てが進化している今、9秒台が出ないのはどうもおかしい。
前例がないものから結果を出す、個人で戦う。日本人の課題である左記2つを短距離界で乗り越えた時、日本に新たな希望が見える気がしてならない。
頑張れ日本!
それでは、よろしくどうぞ。
向井
【おすすめビジネス書最新版】2018年版 絶対一度は読んでおきたいオススメビジネス本10冊
リクエストもありましたので、今日はオススメ本の紹介をします!ターゲットは「本を読みたいけど、何を読んでいいかわからない」「難しくて挫折する」等々の悩みを持つ人に向けて比較的読みやすいオススメの本を10冊程度紹介。中でも「ビジネス書」に厳選します。ビジネス書といっても広いので、モチベーション、コンディション調整等、分類(場面)に分けて比較的新しい本を紹介します。社会人以外の学生、主婦にも必要な情報は書かれているものも多いので、きっと役に立てるかと思います。もっともっとオススメはありますが、コンテンツとして読みやすくなるよう10冊に絞らせていただきますね。それではレディーゴー!
【本日のテーマ】
🔳誰でも読みやすいビジネス本(比較的新しい本)の紹介🔳
- モチベーション・メンタリティ強化編
- コンディション調整編
- 思考法編
- コミュニケーション編
【モチベーション・メンタリティ強化編】
①勝ち続ける意志力 梅原大吾 (オススメ度:★★★★☆)
梅原大吾さんの「勝ち続ける意志力」をご紹介。いかにして日本初のプロゲーマーになり、世界チャンピオンになったか。それまでのプロセスとノウハウを書いた本。1つのことと向き合い、自分で自分を日々変化・進化させていく思考法、メンタリティはビジネスマン以外の方々も共感できる上、非常に勉強になる点が多いと思います。文章も平易でスラスラ読める点もオススメの理由。ブロガーのちきりんさんも絶賛の良書です。
もっと梅原さんのことを知りたい方は以下の本もオススメです。リンク貼っておきますね。
②人に強くなる極意 佐藤優 (オススメ度:★★★★★)
外交・交渉のプロである佐藤優氏。自身の経験を基に交渉術、対人関係攻略のノウハウを存分に記載された本。メンタリティのコンディションが悪く、仕事が上手く回らなかったり、交渉が上手くいかなかったり。自分の本来の力が発揮できない機会が多々あると思う。そんな人の悩みを解決への大きなヒントをくれる良書。筆者も本書を読み、「自意識に囚われない」、「相手の懐に入る」等、非常に勉強になることが多く膝を打ちました。あとは同書を読んで実践あるのみ!ですね。
③本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 堀江貴文(オススメ度:★★★★☆)
かの有名人、堀江貴文氏の本。
- 言い訳しないこと
- バランスを取ろうとしないこと
- 自意識とプライドを捨てること
上記3点が彼の思考法の軸。これを中心に話が展開する。私は「自分の可能性を縮めていたのは自分自身だったのたな」と読了後に改めて考えさせられました。同書は周りの様子を伺いすぎて行動できずに悩んでいる人、慎重派で石橋を叩き壊してしまう人、そんな人に特にオススメです。行動するための思考法、成功するための行動論がわかりやすく書かれています。
④嫌われる勇気 岸見一郎、古賀史健 (オススメ度:★★★★★)
発売から3年経つ現在も売れ続けている名著。中身は悩みを持つ青年と悩みに答える鉄人の対話形式で大変読みやすい。対話通じて青年の心の変化を描きつつ、読者も自然と心が変化していることだろう。日本人のメンタリティに深く訴えかけてくる。
「同調圧力 」「出る杭は打(撃)たれる」等々、日本的な悪しき慣習に悩み身動きがとれなくなっている方も多いと思う。日本人みな似たような悩みを抱えているのではないでしょうか。他人の顔色を気にして他人の思うままに行動する「他人の人生」を生きるのではなく、今ここを生きる、「自分の人生を生きる」ことの尊さを考えさせられる。読了後は少しばかりの勇気と開放感を味わえます。
間違いなくオススメの本です。
⑤日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy 厚切りジェイソン
(オススメ度:★★★★★)
「WHY!!ジャパニーズ ピープル!!」でおなじみ厚切りジェイソンの本。
オススメの点は大きく分けて2点。
①日本の「常識」を客観視できること。
自戒を込めて…日本在住の日本人にとっての「常識」とは、実は自分たちを自ら苦しめている「非常識」であることになかなか気づけない。日々の生活から勝手に内面化されてしまっている。そんな「非常識」をアメリカ人ならではの視点でぶった切る。同書を読み、改めて自分の考え方や周囲の常識を俯瞰して、物事を見てみよう。間違いなく今まで見えてなかったことが見えてくる。
②コツコツ積み重ねることの大切さを知ることができる。
「目標を定めて、毎日できる範囲で実行すること。」ジェイソン氏はこう説く。人は目標をもって努力を始めると、最初だけ猛スピードで努力して、バテて、飽きて努力をやめてしまう。そうではなく、日々できることを、できる範囲で取り組むことの重要性を強調している。イチロー選手と言っていることは一致するが、小さな積み重ねこそが大きな成功に導く一歩であることを改めて気づかされる。
【コンディション調整編】
⑥自分を操る超集中力 メンタリストDaiGo (オススメ度:★★★★☆)
集中したくてもできず、仕事がはかどらない人、いると思います。かといって、気分転換しても、気合を入れても失った集中力はなかなか帰ってきません。そんな悩みを解決に導く大きなヒントをくれるのが同書。メンタリティーの持ち方だけでなく、環境整備、姿勢、食事、仕事のやり方まで幾多に渡るアプローチ法を紹介しており、集中力のコントロールノウハウを習得できます。私も日々実践しておりますが、効果を実感しています。全て真似することから入っても良いですが、自分なりにアレンジして自分に合ったやり方を見つけるとより効果的かと思います。お試しあれ!!
⑦勝者の呼吸法 森本貴義✖️大貫崇 (オススメ度:★★★★★)
勝者の呼吸法 - 横隔膜の使い方をスーパー・アスリートと赤ちゃんに学ぼう! - (ワニブックスPLUS新書)
- 作者: 森本貴義,大貫崇
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2016/04/08
- メディア: 新書
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「ビジネスに呼吸法??何かの間違いじゃ?」と思われた方も多いかと思いますが、
間違いではありません。近年スポーツ界で注目されている呼吸法。これはビジネスでも応用できると私は考えます。現代人は呼吸が浅く、メンタル調整が苦手とされています。ストレス社会で戦うには、美味しいものを食べたり、飲んだりするのも良いですが、足元の呼吸から整えて、環境に左右されないメンタリティを手に入れることが最善策ではないでしょうか。正しい呼吸法を習得し、日々実践することで「平常心の維持」「疲れにくいメンタリティ」「疲労からの早期回復」が見込めます。コンディションを整えて、自身の力を発揮できるようになりたい方、オススメです。
⑧なぜ、一流の人は「疲れ」を翌日に持ち越さないのか 裴英洙
(オススメ度:★★★★☆)
仕事の能率が上がらない時、モチベーションが上がらない時、その原因の一つに間違いなく「疲れ」の存在がある。日々の通勤ラッシュ・残業で疲れがどうしても溜まってしまう環境にいる人は多いでしょう。疲れとどう向き合うか、攻略するかが仕事をする上でのキーポイント。同書が疲れに対するコンサルティングパートナーとなってくれるでしょう。オススメの理由は具体的な解決策の提示だけではなく、「そもそも疲れの仕組みって何なの?」という疲れを根本から考えていく本なので、スッと頭に入りやすいからです。食事から眠りまで、生活習慣の見直しにもなるので、健康増進にも役立ちます。間違いなく良書です。
【思考法編】
⑨自分のアタマで考えよう ちきりん (オススメ度:★★★★★)
- 作者: ちきりん,良知高行
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/10/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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人気ブロガーちきりんさんの本。自分の頭で考えるって実はみなさんやっているようで、やっていない。出来ているようで、出来ていない。ただ知識を述べているだけであったり、人の言葉を拝借しているだけのこともある。「そもそも自分のアタマで考えるってどういうことなの?」そんな根本から考えさせられる本。今後生き残っていく上で大切な「自分のアタマの使い方」を平易な文章で解説したある良書です。ちきりんさん、ただものではないですね。。。
【コミュニケーション編】
⑩雑談力が上がる話し方 斎藤孝 (オススメ度:★★★★☆)
「今日はいい天気ですね」「そうですね…」次に何を話せば良いのかわからない。こんな経験ないだろうか。何か面白いことを話す必要もないし、気の利いたことを言う必要もない。ただ、中身も何も考えず雑談し、キャッチボールすることが大事、と斎藤氏は説く。会話をうまく回し、その場の雰囲気の好循環作りがコミュニケーションの最大の目的であることを意識化できる面白い本です。コミュニケーションの達人の斎藤さん、さすがです。
…以上です。結構長くなりましたね。今後も小説、新書、エッセイ、英語、音楽等の本を紹介していきたいと思います。お役に立てたら嬉しいですね。
本日もお越し下さりありがとうございました。
ではでは、ごきげんよう。
天皇様退位のご意向
いつも通りの朝。じめじめ、むしむし。
夏が来そうで来ない、梅雨の端っこ。
いつも通りの朝、いつも通り新聞を開くと
「天皇 生前退位のご意向!」
新聞一面とはこのことか!と驚く。新聞一面のニュースなんて、ここ最近なかったよね。記事を書く記者の顔が目に浮かぶような文章。
皇族については、学習院大学に通う程度のことしか知らないけれど、今の平成天皇は公務に尽力されていたなあと素直に思う。実際に海外に赴いて、日本が傷つけた国や地域にはお祈りを捧げ、被災地には足を運び。今の政党も見習う点が多々あるね。戦後、戦争をしてこなかったのは、日本とブータンくらいらしい。天皇様のお陰かもしれない。
生前退位は認められていないらしいけれど、残りの日々はご自身のために過ごしてくださいませ。
平成の次はどんな元号だろうなぁ。
新しい時代の訪れは寂しくもあり、楽しみでもある。
なんだかんだ、天皇国家ですね。
今日も訪問ありがとうございました。
ではでは、ごきげんよう。
ビジネスマンの作法。怒りはコントロールできるのです。
夏場山手線のムシムシ感は「夏が来た!」という高揚する気持ちと引き換えに
体力を奪う。
昼間の新橋駅。サラリーマンの僕はいつも通り山手線に乗っていた。
昼間でもオフィス街の駅は人でごった返すのです。みなさん今日もお勤めごくろうさまです。
スペースを見つけ、上手に身をかわし、満員電車でのポジショニングに成功。一息ついたその時、人と人が強くぶつかった。
どちらも勤勉なサラリーマンのようだ。
ぶつかったとき、二人ともものすごい形相に。お互い相手を睨みつけようとしかめっ面になった。プライドとプライドのぶつかり合い。
「ケンカになるかなー」とぼーっと見ていると、なんと2人とも知り合いだったようで
しかめっ面から笑顔に変わった。「おお!どうしたん!?」という具合に。
この場面を見て思ったのです。「怒りの感情って出し引きできるじゃないかな??」
今回の事例は以下のように整理できます。
「相手を怒ってやろう」という意識が
「怒りの感情」を呼び起こし、
「怒り」モードになった。
しかし相手が知り合いであったので、
「仲良く会話しよう」との意識が
「友愛感情」を呼び起こし、笑顔に変わった。
感情より意識の方が、先に動いている。そんな気がしたのです。
いろんな感情があるけれど、実は目的が先にあって、それに見合った感情を
無意識的に呼び起こしているのではないかな。
ということは、「怒らなくても良し」という意識をもっていると
イライラの感情は呼び起こさないようにできるのでしょう。
イライラは体力を消費します。怒りをコントロールして
できるだけ笑顔の時間を増やして、暑い夏をクールに乗り越えましょう。
今日も訪問ありがとうございます。
ではでは、ごきげんよう。
選挙投票は義務化しよう!
賑やかな街がいつもの風景に戻りました。
選挙、終わりましたね。なんだか街が少し涼しくなった気分です。
候補者の皆様暑い中、街頭演説、握手、そのほかPR活動お疲れ様でした。
結果は自民党大勝。さて、今後の日本の舵取りはどうなるのか。
今回も選挙中いろんな話題がありました。民進党ができた、小池百合子氏、改憲、都知事選誇大報道による選挙隠し…いろいろありましたが、個人的注目は投票率ですね。
今回は18歳以上を参政者対象に。参政者を増やしてより民主的に…って考えたのかもしれません。が、結果は以下の通り。
全体投票率:54%
約半分は興味ない、ようです。
18歳投票率:51%
19歳投票率:39%
こちらも興味ない、と。
…ホークスの勝率の方が高い。投票行く確率よりホークスが試合に勝つ確率が勝るという。。。この数字では、そもそも選挙って国民の声反映してるのかなとも思ってしまいかねないですね。正直やばい。
「改憲、改憲!」言ってますがまずは、投票率を上げる策を考えた方がよろしいかと思います。投票の義務化をおすすめします。
勤労、納税、教育を受ける、そして「選挙投票」。興味ないことに興味をもたせることほど難しいことはないです。義務化して日本の未来を義務的に考えさせる機会を設けた方が、より民主的で充実した国政になるのではないかなあ。
国民の約半分が興味ないと思うこのイベントは、国の方向性を定める大切なイベントなのですよ。
今日も訪問ありがとうございました。
ではでは、ごきげんよう。