ビジネスマンの作法。怒りはコントロールできるのです。
夏場山手線のムシムシ感は「夏が来た!」という高揚する気持ちと引き換えに
体力を奪う。
昼間の新橋駅。サラリーマンの僕はいつも通り山手線に乗っていた。
昼間でもオフィス街の駅は人でごった返すのです。みなさん今日もお勤めごくろうさまです。
スペースを見つけ、上手に身をかわし、満員電車でのポジショニングに成功。一息ついたその時、人と人が強くぶつかった。
どちらも勤勉なサラリーマンのようだ。
ぶつかったとき、二人ともものすごい形相に。お互い相手を睨みつけようとしかめっ面になった。プライドとプライドのぶつかり合い。
「ケンカになるかなー」とぼーっと見ていると、なんと2人とも知り合いだったようで
しかめっ面から笑顔に変わった。「おお!どうしたん!?」という具合に。
この場面を見て思ったのです。「怒りの感情って出し引きできるじゃないかな??」
今回の事例は以下のように整理できます。
「相手を怒ってやろう」という意識が
「怒りの感情」を呼び起こし、
「怒り」モードになった。
しかし相手が知り合いであったので、
「仲良く会話しよう」との意識が
「友愛感情」を呼び起こし、笑顔に変わった。
感情より意識の方が、先に動いている。そんな気がしたのです。
いろんな感情があるけれど、実は目的が先にあって、それに見合った感情を
無意識的に呼び起こしているのではないかな。
ということは、「怒らなくても良し」という意識をもっていると
イライラの感情は呼び起こさないようにできるのでしょう。
イライラは体力を消費します。怒りをコントロールして
できるだけ笑顔の時間を増やして、暑い夏をクールに乗り越えましょう。
今日も訪問ありがとうございます。
ではでは、ごきげんよう。