成果主義?年功序列? 日本社会に必要なことについて
大企業に勤めているけれど、最近「ヤバイな」と感じていることがあるので綴ります。
大企業の「特徴」は次の通り。①下から上へのレポートライン②上から下への指示③和を重んじ衝突をさける文化④年功序列⑤ただし、クビにはしません。日本の典型的な大企業に勤める筆者(20代サラリーマン)はこの特徴を目の当たりにし、日々窮屈さを感じている。上席の言うことは間違っていても「絶対」正しく、異論を唱えると「同調圧力」が周囲からのしかかり、発言を控えることが正解となる。
数年働くうちに、上席が求める答えを必死に探し、空気を読んだ回答をするようになり、日に日に自分の意見を持たない人間になっている気がしている。自分のアタマを使う機会が減っている気がする。
★★★
これは学校生活でも、受験勉強でも同様でした。教師や顧問の言うことをしっかり聞き、試験問題は解答・解法を丸暗記、または問題が発する空気を読み、解答すること。
それができる人こそが学歴を手に入れ、優秀と考えられているそうだ。日本ってやばいと思います。
★★★
上記の経験から今後起こりうるやばいことを書き出します。
- 自分の意見を持たなくなる、考えなくなる⇨主体性(リーダーシップ)がなくなる
- 考えなくなることで、どこかのアタマのいい人に利用される
- 自分の意見を持たないことで海外の連中(特に勢いのいい、インド、中国、東南アジア)に圧倒される
これはやばいな、と感じ、色々本を読み漁りました。その結果、私と同様の考えをもつ人は以下の本がオススメです。
▪️「採用基準」伊賀泰代
⇨リーダーシップの大切さと調和ではなく、成果を出すことにこだわることを説く。
自分が発揮したバリューは何か?突き詰めて考えることが日本社会では足りていないことを指摘。
▪️「自分のアタマで考えよう」ちきりん
⇨知識や常識ではなく、自分のアタマで考えることを解説してくれる名作。
現状の環境で、自分の意見を持てなくて、もしくは持たないことが正解とされている環境で働いている方は、上記の本や他の著書を読み、思考を整理することがオススメです。
では、ごきげんよう。
- 作者: ちきりん,良知高行
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- 作者: 伊賀泰代
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