経営コンサルタント ノンの気付きノート。

事業会社(商社)⇒コンサルタントへ転身したノンがみんなに伝えたい「気付き」を書き綴る。

事業会社を辞めて、経営コンサルへ ~きっかけ から 活動へ~

ご無沙汰しております。なかなか記事をかけておりませんでした。

 

長くかかった転職活動も終わり、事業会社から経営コンサルという異業種への転職に成功しました。人生の忘備録かつ、これから転職を考えている人にとって参考になればよいなと思い、シリーズとして記載していきます。今回はきっかけについてです。

 

転職を考え始めたきっかけは「年齢」でした。

慶應義塾大学を出て、日系業界最大手事業会社に入社してこの方、日常のルーティン業務+αに忙殺されていた自分は、ただただ、チームや組織や得意先の為にひたすら業務に打ち込んできました。

 

仕事やメンバーには比較的恵まれていて、それなりに充実した日々を送っていたなと思います。楽しいことや辛いこともあったと思います。いろんな感情が入り混じる毎日が高速スピードで過行き、気が付けば30歳目前になっていました。

 

「1年半後には30歳になるのか・・・・。」

 

周囲は結婚、出産、企業、転職、海外永住等、自分の人生を考え、デザインし始めていました。一方自分は日々の仕事に邁進しているばかり。それはそれで尊いことですが、

人生の目的・ゴールがあり、そこを目指して取り組んでいるのか?と聞かれたら、答えは「NO」。自分自身が一番わかっていましたし、薄々感づいていました。

自分が会社の名刺で生かされていること、自分は何者でもないことも感づいていました。

 

「このままだと、ただのサラリーマンで終わる」そんな不安が脳裏をよぎり始めます。

 

30歳を過ぎると転職市場視点では、市場価値がガクッと下がることも聞いたことがあり、将来について真剣に考えて計画していかないといけないんだなと日に日に危機感を持ちました。

 

じゃあ、何がやりたいのか??何になりたいのか??と考えたとき、自分の答えは意外にも明確でした。

「経営コンサル一択」

これまで仕事を通してやりがいを感じた瞬間は、企業の役員様、社長様に自分の提案が受け入れられ、大きな売り上げに繋がったことでした。これを生業にしたい。そんな思いが「年齢」という避けられないリミットを前に燃え上がったのです。自分を騙すことが出来ませんでした。ただ、これまでは転職「活動」するにあたって、勇気がなかった。

理由は2つ。

①日系大手事業会社の特徴でもありますが、「転職=組織を裏切ること」になるからです。これはチームスポーツを経験してきた自分にとっては物凄く抵抗のあることでした。

②出世できる可能性が大きかったから。新卒入社かつ、評価もされている状況で、転職することは大きなリスクになることでした。

 

よーーーーく考えましたが、これは自分の人生を生きていなくて、他人の人生を生きているんですよね。自分の人生に向き合っていなかったかもしれない。これからは、自分の生きたい道を、自分の責任で歩んでいこう、そう決意して転職活動を開始しました。

 

今の仕事に悩んでいる人、現状に不満がある人、少なくないと思います。しかし、自分のように外部要因があり、踏み出せずに膝を抱えている人もいるでしょう。

 

人生一回なので、自分の人生を精一杯生きていくことをお勧めします。

 

 

つづく