経営コンサルタント ノンの気付きノート。

事業会社(商社)⇒コンサルタントへ転身したノンがみんなに伝えたい「気付き」を書き綴る。

戦略コンサル ケース面接対策について

戦略コンサルではケース面接といった特殊な面接が複数回行われる。

その中でも、数を推測するフェルミ推定だけ行う場合や、フェルミ推定で算出した

数値を基に「その数を倍にするにはどうすれば良いか?」と打ち手を答えさせる面接もあり。

どれも制限時間は5分以内が基本で高速でMECEに要素分解し、解を見つける必要がある。よほどの天才でない限り、対策は不可欠というのが僕の意見。

 

対策としては、

 

•本で独学する

•人に面接官をしてもらう

 

主に2つの対策があるだろう。まず、本の紹介。独学で行うための参考書については以下がおすすめ。以下、というか他に無いんじゃないか?とも思う。


【基礎編】

現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!


フェルミ推定からケース問題まで問題数が満載なので、こちらは基礎編としておすすめ。

解説としては若干スッキリしない点もあるかもしれないけれど、まずはこちらで練習してほしい。




【中級編】


過去問で鍛える地頭力 外資系コンサルの面接試験問題

過去問で鍛える地頭力 外資系コンサルの面接試験問題

慣れてきたら是非こちらへ。アクセンチュアで戦略コンサルをされていた大石さんの本。
解説がとてもわかりやすい上、問題数も多いので非常に良いトレーニングになった。これを繰り返しやるだけでも実力がつくと思う。


【上級編】

戦略コンサルティング・ファームの面接試験―難関突破のための傾向と対策

戦略コンサルティング・ファームの面接試験―難関突破のための傾向と対策

 更にトレーニングを積みたい人はコチラ。

問題が細かくやや難なので、ケース面接の設定が細かいマッキンゼーやBCGを受ける方は必須かと思う。


ケース面接は設定時間が5分以内のファームがほとんどなので、必ず5分以内で問題を解いて欲しい。


次に面接練習を人と一緒にやるパターン。

こちらは、転職エージェント(学生の方はコンサルに勤める先輩社員)や、コンサルタントブロガーでケース面接対策をして下さる方に僕はお願いしていた。本と違って緊張感もあり、瞬時に解を出す練習になったなぁと思う。やればやるだけ力がつくので、おすすめ。


戦略コンサルは、面接官も賢いし、準備もなかなか労力がいる。その上、相当なロジカルさを求められるので対策するたびにロジカルシンキング力が上がり、とても楽しかった。

受かるに越したことはないけど、対策だけでも本人の力になるので、しっかりとトレーニングを積んでほしい。